インソールの使用をおすすめする足の悩みと、自分で出来ること

インソールで足の悩みを解決したい方に、どんな悩みにどんな解決法があるのかを紹介します。自分で出来る対処法から、オーダーメイドインソール、靴の選び方など、自分の足に何が必要か、あなたの足のトラブル解決をサポートします。

最近なんだかランニング中に足が痛くなる。そう感じた人が確認するべきこと。

これまでと変わらずにランニングをしていたのに、なぜか急に足が痛くなったと感じると、頭の中は「なぜ?」でいっぱいになってしまいます。

治療に通うべき?インソールを試してみる?

何か行動を起こしたくなるのは分かりますが、とりあえず行動するのではなく、先ずはどんな行動を起こすべきなのか考えてみましょう。

そのために必要なのは、ここ1ヶ月の行動を振り返ることです。

何かこれまでと変えたことはありませんか?思い出してみてください。1ヶ月というと、自分では忘れてしまっていることって結構あります。

もちろん、オーバーユースなどによる障害の可能性を否定するわけではありません。ただ、どこかに相談するにしても、この作業をしておくことは、とても有効です。

ルッチェに相談にきたランナーの方々で、じっくりと話をしながら1ヶ月の間に変えたことをじっくりと思い返していくだけで、痛みの原因が分かってくることもしばしばあります。
中には、病院や整体に通っても改善しないので、インソールを作るしかないと思って来店される場合もあります。それなのに、結果的には「こんなことが原因だったなんて。。。」なんてことになるわけです。

まず、最も多いのが、「シューズを変えた」です。
中でも、前の靴と同じモデルが生産終了したので、同じシリーズの靴を購入しただけだから、別に問題ないと思ってしまっていることが多いです。
これ、大きな間違いです。同じシリーズでもぜんぜん違う靴ということは結構多くて、メーカーの店員さんから、「その型番の新しいモデルはこちらです」と言われて買った。という方って結構多いです。
心当たりのある方は、捨てていなかったら前の靴を履いてランニングをしてみるか、とにかく別の靴を履いてランニングをしてみてください。
それで改善したら、新しく買ったシューズが合っていないということです。

2番目に多いのは、「仕事で履く靴が変わった」です。
環境が変わって、パンプスを履く機会が増えた、スニーカーから革靴になった、安全靴を履く機会が出来た、長靴を履く機会が出来たなど、仕事の靴ではそれほど長距離を歩いたり、長時間立ったりしないので、そのときは痛みが出ないけれど、その影響でランニングの際に痛みが出ていることがあります。
その場合は、仕事の靴環境を改善する必要がありますので、仕事でその靴を履くことが避けられないのであれば、インソールなどを使用して負担の軽減をする必要があります。
また、1番目と2番目の混合で、仕事の靴を新しく変えたということもありえます。その場合も、先ずは昼間の仕事の靴を以前のものや、ほかのものに変えてみると良いでしょう。それによって改善されるのであれば、新しく買った仕事で履いている靴が合っていないということです。

もしも、新しい靴が合っていなかった場合、その靴の何が悪かったのかが分からなければ、次もまた同じ失敗をしてしまうかもしれません。
合わなかった理由については、ルッチェで相談を受けております。完全予約制で有料ではありますが、同じ失敗を続けて無駄な靴を買うよりも良いのではないでしょうか。

ほかにも、生活習慣のちょっとした変化が影響していることは良くあります。
プライベートなことで、ためしに以前の習慣に戻してみることが出来るのであれば、一つずつチェックしてみましょう。意外なことが原因だったりしますよ。

 

「膝を曲げると膝の外側が痛む人」は真っ先に「ここ」をチェック!!

膝を曲げると外側が痛い場合、よくある原因の一つに腸脛じん帯炎というものがあります。

立った状態で太ももの外側を触ると太もも全体を縦に走る、ベルトのようなスジを触れます。(筋肉のように柔らかくないので慎重に触れば分かると思います)これが腸脛じん帯で、このじん帯は、腰骨からスネの骨の一番上の外側までの長い距離を結んでいます。

股関節と膝関節を超えて、骨盤とスネの骨を結んでいるということです。

 

腸脛じん帯炎の治療として、安静、ストレッチ、鍼灸やマッサージ治療、ランニングフォームの改善など、さまざま言われていますが、これら全てをやるよりも先にチェックするべきことがあります。

場合によってはこれが改善への最短距離ともなりえます。

 

 

腸脛じん帯に負担の掛かりやすい体型として、挙げられるのがO脚です。

O脚では、Oの字の外周に当たる腸脛じん帯は伸ばされることになります。

伸ばされるとじん帯は緩みがなくなり、膝の曲げ伸ばしで膝の外側の骨に強くこすられて、痛みを起こします。膝を曲げると膝の外側が痛む人は、この腸脛靭帯が炎症を起こしていることが多くあります。

 

O脚の人は、靴の外側が磨り減りやすいです。

靴の外側が磨り減ると、足は外側に傾きやすくなり、ますますO脚を強めることにつながります。

ですから、ほかの治療を行うよりも先に腸脛じん帯炎と思われる人が行わなくてはいけないのは、靴の底のチェックです。

靴の底を見てください。外側が減っていませんか?

修理ができる靴であれば、すぐに踵の交換をしましょう。

修理ができない靴であれば、靴の上側(アッパー)がどんなにきれいでも、買い換えることをお勧めします。

靴底が斜めに減った靴の底を平らに直すだけで、膝の外側へのストレスは驚くほど軽減されます。

 

ランナーズニー(又はランナー膝)とも呼ばれるくらいランナーに起こりやすいとされる腸脛じん帯炎は、対処法としてフォームの改善が挙げられますが、斜めになった靴では、フォームを改善しようにもうまくいきません。

 

走り方によっては踵の外側の減りが早く、底が減ってしまっていても、アッパーがまだきれいに感じる人もいるかもしれません。

そんな場合でも、心を鬼にしてその靴はあきらめましょう。

新しいシューズの購入をお勧めします。もしも、こまめな買い替えを躊躇するような高いランニングシューズをはいている場合、交換しやすいような価格のものを選択してください。

高額で高機能なシューズを、斜めになっても履き続けるより、低価格のシューズでも平らな状態を保てるほうが、腸脛じん帯に痛みがある人には価値がありますよ。